ホームページを作成して公開する方法
インターネット上に自分のサイトを設置して公開する手順をまとめました。
初心者向けに分かりやすく解説します。
ホームページとは?自分のサイトの作り方
ホームページとはインターネット上のサーバにファイルを設置することで誰でも見ることが出来るようにしたものです。つまりファイルを用意して、サーバに設置するだけで作ることが出来ます。
用意するファイルはHTMLファイルと画像、動画ファイルなどが該当します。ホームページの管理を行うプログラムを設置する方法もありますが、そのプログラムはHTMLデータを出力しているので、基本的にはHTMLファイルで出来ています。
インターネット上のサーバは主に月契約のレンタルで借りることが出来ます。またブラウザからサーバにアクセスするための住所情報とも言えるドメイン名が必要になります。
ホームページのドメイン名とは?
ブラウザに表示されている https://xxx.com/ の xxx.com がドメイン名になります。ドメイン名は借りたサーバへアクセスするために必要なので、主に1年契約で取得することになります。
ドメイン名の取得とホームページを設置するサーバのレンタルは、両方をサービスとして提供している会社が多いです。別々の会社で契約したり、契約後に移転することも出来ます。
ホームページの目的と構成は?
ホームページは会社や商品の紹介など、伝えたい情報の伝達や情報共有を目的としています。そのためそれ専用のページを複数作成して、リンクして見られるようにします。
ページ | 概要 |
---|---|
トップページ | サイトの紹介、最新情報、営業時間など |
サービス紹介 | サービスの内容、他社との違い、おすすめする理由など |
お客様の声 | サービスの評価、具体的な感想など |
実績や事例紹介 | ポートフォリオや実際のサービス提供時の情報など |
ブログ | サービス事例、最新情報の共有など |
よくある質問 | サービスの疑問点と解決策、提案など |
お問い合わせ | フォーム、連絡先情報 |
会社概要 | 会社の設立経緯、経営理念、規模情報など |
利用規約 | プライバシーポリシーや注意事項 |
上記のようなページを継続的に更新したり、複数作成していくのは大変な作業です。その解決策として CMS (コンテンツ・マネジメント・システム) と呼ばれるプログラムが存在します。
CMSで簡単にホームページを更新管理する
CMSが存在する前は、HTMLファイルを手作業で1ファイルずつ作成していました。今でも出来なくはありませんが、ブラウザ上のデザインを設定するcssや動きを演出するJavascript、SEO対策となるタグ要素の増加などにより、専門性が高まっています。
CMSの利用にも知識が必要となりますが、一旦インストールさえしてしまえば、後は更新管理のみに集中することが出来ます。CMSで利用されているものには WordPress などがあります。
ホームページ制作の関連用語の簡単な解説
ここまでで特に説明をしなかった用語の簡単な解説です。
用語 | 概要 |
---|---|
HTMLファイル | HTML言語と呼ばれるタグで構成されたテキストファイル。 |
css | Cascading Style Sheets の略で、HTMLタグのスタイルを設定し、ブラウザ上の表示画面のデザイン性を高められるもの。テキストファイル。 |
Javascript | ブラウザで動作するプログラム言語。テキストファイル。 |
SEO対策 | Search Engine Optimization の略で、検索エンジン最適化。要するに検索エンジンに効率良く情報を伝達し、検索結果に反映されやすくする対策のこと。 |
サーバ | サーバは機器としてのサーバマシンとソフトウェアとしてのサーバが存在する。レンタルでは機器内の1領域を借りることになる。その領域内でWebサーバやMailサーバ、FTPサーバなどが動作していてサーバソフトウェアも利用できる。 |
DNS | Domain Name System の略で、登録したドメイン名と借りたサーバのIPアドレスを対応させる仕組み。 |
ブラウザ | サーバにアクセスし、HTMLデータを解析し、表示するプログラム。 |